2015年10月10日 18:00  カテゴリ:代表岩瀬の日記

グローバルな展開。フランスから味噌・麹のつくり方をまじめに見学にきました!

2ヶ月まえくらいでしょうか。
会社に問い合わせメール。

フランス人が書く、なんとなくの英語。
それを、日本人がなんとなくの英語で読む。

「私は、味噌、しょうゆに興味があります。今度、日本にいきます。私は、それを見ることができますか?」
たしか、google先生とエキサイト先生のお力をかりて翻訳したらこんな内容のメールでした。

「みれますよ!でも、英語もフランス語も話せませんよ。」
という内容をgoogle先生とエキサイト先生のお力をかりて英語に翻訳し、返信。

こんなようなやりとりを5回くらいして、「10月5日にそっちに行くからよろしく。」みたいな感じでメールは終わりました。

ほんとに来るんかいな。と、いぶかしくも楽しみにしていましたら来ました。

丸加醸造場初!フランス人のヨハンさんがご来店!!
(千種区でワイン輸入・販売しているワインプラザマルマタさんが通訳役として一緒に来て頂きホッと安心)
johan来店


なんとヨハンさん。フランスで独学ながら味噌、しょうゆを作ろうとしているらしいです。
そして、独学ながら米麹作りに25回挑戦してやっとできるようになったと、写真をみせてくれました。

「失敗の原因は?」の問いに
ヨハンさんは「バチルス(納豆菌みたいなの)が出てきて、アンモニア臭が~」とちゃんと作る努力をしてる答え。
ならばと私は「麹作りで注意してるのは~」と、温度経過や原料処理のアドバイス。
すると「その初期温度ってのは、いつの時点の話だ?」とか「水はどのくらい吸わせるんだ?」など、
まじめに作ろうと思ってるから出てくる質問がざくざく。

けっこう、専門的な質問がでてきたりしながらも、独学ゆえの初歩の部分でつまづいていたり。
日本語が読めれば、すぐに解決することなのにともどかしい思いを共感。

工場をさらっと見ていくだけだと思っていましたが、がっつり3時間以上製造話をしていました。

そして、工場見学。
見学

味噌作りに関係する道具すべてに関心
見学2

しょうゆの香りにも理解がありました。
見学3

ヨハンさんの情熱がある行動に力を感じました。
私は教えてる立場なのに、なんだか触発されまくりの特異な時間でした。  


Posted by 味噌の丸加醸造場 │コメント(1)